そもそもJBLのControl Xはパッシブスピーカーですから、(しかもデスクトップ用に小型) ヘッドフォンアンプで十分鳴らすには限度があったかな、と思っていました。 そのとき使っていたのはDenonのDA310USB。これはこれでヘッドフォン アンプとしては悪くなかったのですが、インピーダンス8Ω用に高出力にしても、 例のスピーカーの音はいまいち。・・・JBL、無駄な買い物だったかな、でお蔵入りして しばらく過ぎたところでこれを発見。スピーカーケーブルでしっかりつないだら!!! 「高級コンポ?」って音に変貌しました。ケーブルはオーディオテクニカの一番安いのですけど・・・。 ヘッドフォンの方。JVCのHA-SW02。ヘッドフォンの音は日進月歩ですから今は もっといい音のが売っているでしょう。でもそうそう買い換えられませんから。 こちらも音の細部まできめ細かく再現されているという印象でした。 ヘッドフォンの時とスピーカーで鳴らすときではボリュームとインピーダンスの調整を 忘れてはいけないですが、その程度なら面倒とも思えません。 ちょっと同梱の各国対応の電源ケーブル類が勿体ないですけどとても良い製品だと思います。 長持ちしてくれることを祈ります。 追記:最初、この製品をONにしてUSBにつながないとドライバーやファームウェアを Creative Mediaのホームからダウンロードできないことを知らず、そのまま使っていました。 それに気づいてダウンロード、もう新しいヴァージョンのドライバーが出ていて、更新した ところ、PCでは使えなかったコントロールパネルが使えるようになっていました。 コントロールパネルが使えた方が色々な設定ができますし、便利です。OSはWindows10です。 スピーカ出力の時ちょっと「ブチッ」というノイズが入るのが気になり、タップをこの製品だけ オヤイデのMTS-6につなげ、更にMusic Beeという無料ソフトを使い音源のノイズチェックを 入れながら取り込み直しました。その結果、ダイレクトモードで再生したら、もう「ブチッ」 というノイズは全く入らなくなりました。全て解決してすっきり。PCのROMからリッピングする にも、用心が必要なのですね。それだけ、色々な機械的電気干渉が起きているのかなと。 今は全くストレス無く使えています。大変満足です。